映画「fuji_jukai.mov」の公開初日舞台あいさつが30日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、鹿児島県志布志市が制作したPR動画「UNAKO(うなこ)」に出演して話題になった佐々木萌詠(20)が登壇した。

 同動画は同市へのふるさと納税を呼び掛ける目的で製作されたもの。同市の基幹産業であるウナギ養殖をもとに、ウナギを擬人化した設定で佐々木がスクール水着姿でプールを泳いで「養って」などと話す内容がネット上で賛否を巻き起こした。この日はその話題には触れず、映画撮影地となった富士山麓の樹海について「冬に撮影したこともあって、すごく寒かったですけど、気温じゃない寒さがあって、背筋が凍るような感じがした」と話した。

 また霊感があるという大隣望鈴(18)は樹海付近での心霊体験を語り「樹海近くの公民館に行った時に、私だけ小さい男の子が走り回っているのを感じて、人がいっぱい来てるから喜んでいるのかなって思いました」と話した。

 さらに「生配信をするシーンの撮影の時に、山の奥で白いのがジャンプしていたり、手を振ったりしていて、周りに言ったらびっくりすると思って、気づかないフリして撮影していました」と明かした。

 すると共演した椿鬼奴(44)は「えっ、あの配信のシーン? 結構テンション高めに配信してたよね」と驚き、大隣が「はい、実際に使われたところです」とケロッと返すと「えぇ…」と絶句していた。

 また除霊と映画のヒット祈願を兼ねて、人形(ひとがた)を使ってのおはらいも行われた。各自がおはらいと共に解消したい最近の悩みを打ち明け、佐々木は「何もないところでつまずいてしまう。かわいいドジっ子って感じじゃなくて、すごく大きくつまずいてしまうこの足をどうにかしてほしい」と話した。

 鬼奴は以前から悩まされている夫のお笑いトリオ・グランジ佐藤大の抱える借金をあげ、この日司会を務めたお笑いコンビありがとうのぁみへ「(夫が)借りてない?大丈夫?たまに後輩からも借りてる場合があって。そこを目の当たりにしたら返さなきゃと思うので」と話し、ぁみから「それおはらいで解消できるんですか」と突っ込まれていた。