吉本新喜劇座長の辻本茂雄(51)が30日、大阪市内で、和歌山をPRするための「1日わかやまday!和歌山市PR新喜劇」(10月16日、大阪・なんばグランド花月)発表会見席上で、尾花正啓(まさひろ)和歌山市長(63)に仰天オファーを出した。

 「市長も新喜劇に出て、珠代と絡んで欲しい」

 市長自らが新喜劇に出演し、会見にも同席していた島田珠代から股間に「チ~ン」の洗礼を浴びてほしいというお願いだった。

 戸惑いを隠せなかった尾花市長も、辻本に押し切られ、了承。しかも、出演当日の衣装は、スーツではなく、和歌山の英雄・徳川吉宗にちなみ「将軍コスプレ」に決まった。

 今回の公演は、和歌山市が、「徳川吉宗公将軍の就任300年記念事業」の一環で、市をPRしようと企画。以前、和歌山市で競輪選手を目指し、ケガで断念した辻本が、昨年、和歌山市観光大使第1号に就任したことから、辻本座長の新喜劇とコラボレーションすることが決まった。

 尾花市長とからむことが決定的になった珠代は「和歌山の彼氏ができたら、マリーナシティの黒潮市場でマグロの解体ショーを見たい」と意味不明の抱負? いや、妄想を口にしていた。