不倫騒動で地上波のレギュラー番組を休演しているタレントのベッキー(32)が、東京・半蔵門のTOKYO FMのスタジオで、1日深夜スタートの全国FM放送協議会(JFN)「ミッドナイト・ダイバーシティー~正気のSaturday Night~」に生出演し、一連の騒動を謝罪した。

 番組途中で「今年の騒動ではお騒がせしました。ごめんなさい。たくさんの声を聞きました。すべての声を受け止めて、一歩一歩進んでいきたい。番組では、今回の騒動で感じたことなども話していきたい」と、声のトーンを下げながら反省を口にした。番組には激励のコメントも届いた。「過去は消えないけど、前進するのみ」という言葉などを紹介し、「1つ1つのメッセージも胸に刻んでいきます」と宣言。番組内容については「ダメ出しもして! 私、ラジオのこと分かってないから」と謙虚に語った。

 放送前には、局に集まった報道陣の取材に答えた。紫のニットのカーディガンにスパッツ姿。8月に新聞広告で髪を切り、背中越しのヌードを見せており、報道陣の前で初めて短髪を披露した。「ただただいい写真にしたくて頑張りました」と、笑顔を浮かべながら答えた。広告について「過去の自分を脱ぎ捨てたいという気持ちか」と問われると、「皆さん(の想像)にお任せします」とジェスチャーをまじえて答えた。

 一方で、不倫相手だったロックバンド「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(27)がタレントほのかりん(19)との交際を報じられたことについての質問には答えず、スタジオへと姿を消した。