米俳優ジョニー・デップ(53)が、離婚の和解金を捻出するために新たに米ロサンゼルスに所有するペントハウスを売りに出したことが明らかになった。

 女優アンバー・ハードに700万ドルの和解金を支払うことで8月に離婚に合意したデップは、すでに南仏に所有する広大な別荘地や伊ヴェネチアに所有するマンションも売りに出しており、さらなる不動産の切り売り。今回売りに出されたダウンタウンにあるペントハウスは、アールデコ調の歴史的な建造物「イースト・コロンビアビル」の最上階の物件で、5つのペントハウスを組み合わせて1つの居住スペースとした総面積1068平方メートルの広々した造りが特徴。

 9つ寝室と14のバスルーム、プールもあり、モダンとレトロが混在した全体がアート作品のような内装がこのほど公開された。不動産売買の専門家によると、1278万ドル(約13億円)で売りにだされているという。ダウンタウンが一望できる素晴らしい景色も楽しめるかつてデップも居住していたペントハウスは、不動産業界から熱い視線が集まっている。デップは他にも、ロサンゼルスに数軒の邸宅を所有している他テネシー州ナッシュビルやバハマにも孤島も所有している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)