浅野忠信(42)が出演し、今年のカンヌ映画祭「ある視点部門」で審査員賞を受賞した「淵に立つ」(深田晃司監督)の初日舞台あいさつが8日、東京・有楽町スバル座で行われた。

 浅野は撮影を振り返り「(出演者、スタッフ)どの人をとっても、すごい意気込みでやっていた。自分も新しいアイデアが出て、イメージもふくらんでいった。本当に今日を迎えられてうれしい」。

 同作はヨーロッパ、北米などをはじめ、20の国と地域での配給が決定し、25以上の映画祭参加も決まっている。

 また、13日に誕生日を迎える筒井真理子に、共演者から花束が贈られた。昨年の誕生日は同作撮影中で、サプライズでケーキが用意されたという。2年連続でのお祝いに立ち会った浅野は「うれしいですね。これからも毎年誕生日を…」と笑った。

 ほかに古舘寛治、太賀、篠川桃音、真広佳奈が出席。