ゲスの極み乙女のボーカル川谷絵音（２７）との不倫騒動で地上波のレギュラー番組を休演しているベッキー（３２）が９日、この日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前１０時）に出演し、番組終盤に共演者らからの質問に答えた。

　ベッキーは休演中の地上波レギュラー番組について「私はやはり復帰したいという気持ちはあります」と心境を明かし「ただ私には分からない世界というか、番組の環境というのはあるので、とりあえず待つということしかできないですね。いつかは戻りたいです」と話した。１月の騒動発覚時の会見で質問を受け付けなかったことについては「事務所のみなさんと話し合ってそういうスタイルとなったので、申し訳ない気持ちというのはありました」。

　ＭＣの東野幸治（４９）らから、ベッキーの騒動以降、芸能界の会見のやり方が変わったと指摘され、コメンテーターの松本人志（５３）は「ベッキー以前、ベッキー以後みたいなのはある」と笑わせた。

　ベッキーは新しい恋愛については否定し、共演者らから「新しい恋にいったほうがいい」とアドバイスされると「周りも応援してくれる恋愛がしたい。ご縁があったら」と話した。一部で報じられている女優業への転身についてはキッパリと否定し「私はバラエティーが大好きですし。たまにお芝居をさせていただくというのはありますけど、転身はないです」とした。

　最後に久しぶりにテレビ番組の収録に臨んだ感想について「本当にありがたいです。みなさんの優しさを感じたというか、楽しかったです。やはりテレビのお仕事好きだなって思いました。緊張しましたけど」と笑顔をみせた。

　ベッキーが地上波テレビに出演するのは、５月１３日に放送されたＴＢＳ系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」以来約５カ月ぶり。この日は川谷が当時未成年のタレントほのかりん（２０）と共に飲酒したとして、活動自粛を発表したことなどにもコメントした。