女優の寺島しのぶ(43)が、脳腫瘍のため亡くなったロックバンドBOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)のボーカル川島道行さんを支えた妻で女優の須藤理彩(40)を「本当に強かった。偉かった」とねぎらった。

 寺島は須藤と親しく、そのつながりで川島さんとも交流があったという。11日に川島さんの訃報に触れ、ブログを更新。「去年の誕生会にどうしても会いたいといってくださり夫婦で遊びに来てくださいました」と振り返った。

 「川島さん。あなたの音楽は永遠です。そして夫を支え、二人のお子さんを育て頑張ったすどんは本当に強かった。偉かった。今飛んでってすどんをぎゅっと抱きしめたい」と寺島。「川島さん、ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

 川島さんは9日午前5時12分、脳腫瘍のため自宅で死去した。47歳だった。須藤は11日にコメントを発表。「短い人生ではありましたが、一度きりの人生でこんなにもたくさんの人生を生き、そしてそれぞれでかけがえのないものをしっかり残してくれました。どうか皆様にとっての『川島道行』をずっと忘れずに、そして、彼の残したものをこれからも大切にしていただけたらと思います。運命を受け入れ、もがきながらも懸命に音を奏で続け生き抜いた川島道行を、誇りに思います」とつづった。