ゲスの極み乙女。川谷絵音(27)の活動自粛について、社会学者の古市憲寿氏(31)は「川谷さんが休んで誰が嬉しいのかな」と首を傾げた。

 川谷は9月末には未成年だった交際相手のタレントほのかりん(20)と飲酒していたと報道されたことから、自身が所属する2つのバンドの活動を12月上旬のライブを最後に自粛すると発表した。

 古市氏は13日放送のフジテレビ系「とくダネ!」で、川谷について「才能が圧倒的で、ちょっとしたスキャンダルくらいでこの人の才能は全く揺らがないと思う」と音楽の才能を高く評価した上で、活動自粛について「活動休止する必要があるのかわからない。未成年との飲酒ってことですけど、ある時期の日本では公然と許されていたことじゃないですか。それくらいのことで人を引きずり下ろして、なんなんだろうなって。川谷さんが休んでだれが嬉しいのかな。ファンにとって困るだけ」とコメントした。

 一方、笠井信輔アナウンサーは、川谷のもう1つのバンドであるindigo la Endが12日に東京・恵比寿のライブハウスでライブを行ったことに、「活動自粛を宣言した後、初めて公の舞台に立ったっていうこの状況が矛盾が生じていて。自粛するんだったら演奏しなければいいし、演奏したいんだったら自粛を宣言しなければいいと思う」と批判。「自粛宣言してからチケット売るってやっぱり、うーん、と思う」と、言葉にはしなかったが、活動自粛宣言をライブの宣伝に利用したのではないかと疑った。