佐藤健(27)有村架純(23)が15日、都内で、映画「何者」(三浦大輔監督)初日舞台あいさつを行った。共演の二階堂ふみ(22)菅田将暉(23)岡田将生(27)山田孝之(32)らも出席した。

 有村は最初のあいさつで、上映後の登壇にもかかわらず「皆さん、これから見ていただくと思うので、楽しみにしていてください」と発言。周囲に指摘され「えっ、みんな見た?」と、天然ぶりをさく裂させ、赤面していた。

 就職活動を通して、自分たちが「何者」かを模索する、若者たちのストーリー。作品のため、キャスト陣は実際の就活を体験したという。「就活で一番早く内定を取りそうなのは誰か」というお題に、佐藤は「二階堂さんが、グループディスカッションで空気を支配していたんですよ。こういう人が受かるんだろうな~」と話した。

 「一番裏切りそうな人は誰か」というお題では、二階堂は岡田を選び「番組で、ばば抜きをやったんですけど、完全に見てたんですよ」と告白。岡田がハンカチを取り出し汗をぬぐう場面もあった。

 また「失恋で一番引きずりそうなのは誰か」というお題では、ほぼ全員が岡田を指した。佐藤に「今も引きずってるんでしょう?」と問われた岡田は「古う~!引きずる~!」と、タジタジだった。

 「一番もてそうなのは誰か」というお題には、岡田は「健くん。なんて優しい人なんだと、現場でほれてました」。菅田は「有村さん。今朝、久々にお会いしたら『ドラマ大丈夫、大変?』って言われて、好きになりました」と、それぞれの思いを打ち明けた。