お笑い芸人のカンニング竹山(45)が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックについて会場の見直しなどで揺れる現状に「もっと本気で東北の復興を考えて」と訴えた。

 ボート、カヌー会場の代替地問題で揺れる中、小池百合子都知事は「復興五輪を掲げていたことも含めて総合的に検討したい」と、15日に候補地の1つである宮城県登米市の長沼ボート場を視察した。

 ここへきて「復興五輪」というスローガンが思い出されたように改めて掲げられたような状況に、竹山は18日にツイッターで「復興とは長く時間がかかるものです。それは何度も福島県を伺ううちに勉強させてもらいました。今回の復興五輪と言う問題はボート場の問題が起きて復興だ!復興だ!といいだしているのが凄く悔しいのです」「復興五輪とは前から言っていたのに何故もっと本気で東北の復興を考えて東京と東北でのコラボ案が出てこないかが僕は悔しいのです」との思いをつづった。

 そして「東北の皆さんが前に進んでると言うのに偉い人はその様子を本当に理解してますか?」「中々上手くいかない現実や問題点が5年経ってもまだまだあると言う事を本当にわかってくれていますか?」と問いかけ、「東京オリンピックは東京と東北をうまい具合に巻きこんだ皆が納得行く復興五輪になって欲しいのです」と訴えた。