ウィーンと東京を拠点に活動し、美人ピアニストとしてクラシックファンの注目を集める山口友由実が、初のアルバム「謝肉祭-音列の風景たち-」(オクタヴィア・レコード)を21日、リリースした。

 10歳でテレビ朝日「題名のない音楽会」に出演した実力派。アルバムでは「音列」をテーマに選び、シューマン、ドビュッシー、ハイドンらの作曲家たちが音列に込めた遊び心や温かみを丁寧に表現した。山口は「6年半のウィーン留学の集大成として、今の私の音楽を、人生を、ひとつのCDにしたいと思っています」としている。