落語家桂文枝(73)が22日、大阪市内で行われた「道頓堀リバーフェスティバル」に参加し、音楽ショーを披露した。

 道頓堀・戎橋近くに設置された特設ステージで音曲漫才コンビの平和ラッパ(73)、梅乃ハッパ(63)と即席の「道頓堀おっさんトリオ」を結成した。

 赤と白のストライプのジャケットを着た文枝は、故フランク永井さんの「こいさんのラブコール」などを熱唱した。歌の合間には「おっさんと言うよりもおじいさんトリオかな」と観客を笑わせた。約30分のステージを終えると「時間が足りなかった」と、残念そうに会場を後にした。

 即席トリオ結成前にはマイクを握り、自宅で妻から「あんた、耳が遠くなったんちゃうか」とテレビの音量が大きいことを注意され、耳鼻科に行くことを勧められたことをネタにした。会場が笑いに包まれると「このごろヨメさんがなんでか分からないけど、冷たいんですわ」と自らの不倫騒動を連想させるような“ヨメネタ”も披露した。