女優の南果歩(52)が、急死した俳優の平幹二朗さん(享年82)を追悼した。

 南は24日、ツイッターで「昨夜届いた平幹二朗さんの訃報に、呆然とし言葉を失いました。命とはこんなにも突然に旅立つものなのですね。偉大なる演劇人、絶対に手の届かない大先輩でした」とつづった。

 さらに同日、ブログを更新。「舞台『グリークス』で初めてご一緒させて頂きました。尊敬する大先輩に少しでも近づきたくて、 稽古の合間は恐れ多くも、いつも平さんの近くにいました。そこから平さんの演劇に向かう熱い姿勢に、間近に触れることが出来ました」と2000年に舞台で初共演した当時を振り返り、「私のような若輩者の稽古姿もじっくり見て下さり、その時々に色んなアドバイスを頂きました。的確で愛のある助言を頂いたことは、一生忘れません」と感謝した。

 今月スタートしたフジテレビ系連続ドラマ「カインとアベル」でも共演し、「ご一緒できて本当に嬉しく思っていました」と喜んだが、「久しぶりの再会に、現場で抱き合って笑顔で喜びあったのも束の間、1話だけの共演となってしましました。しかし、最後に共演させて頂けたのも、御縁だと思っています」としみじみ。「平さんの足元にも及びませんが、これからも真摯に芝居に向き合って行きたいと思います。平幹二朗さんのご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。