大阪のメインストリート「御堂筋」を舞台にし、大阪府や大阪市が毎年開いている「御堂筋オータムパーティー2016(御堂筋ランウェイ)」は今年も11月20日に行われ、吉本興業も制作に携わる。

 同社は26日、歌舞伎俳優の中村壱太郎(26)とタレント河北麻友子(24)の出演が新たに決まったことを発表した。

 同イベントは、大阪の魅力を国内外にアピールすることを目的に、橋下徹前大阪市長や、松井一郎大阪府知事らが提案。御堂筋のイルミネーションや、エンターテインメント性を追求し、近年は毎年、趣向を凝らして開催してきた。

 今年も「時空を越えた旅」をテーマに、御堂筋の中央に400メートルを超えるレッドカーペットを敷き、ランウエーを設置。写真家、映画監督の蜷川実花氏のコレクションや、ダンス、ストリートパフォーマンスが計画されている。

 今回、新たに出演が決まった壱太郎、河北らは、そのステージにゲスト出演。壱太郎は「大阪のメインストリート、御堂筋という華やかな舞台にたてるということで、今からわくわくしています。皆様に上方歌舞伎の息吹を感じていただければうれしいです」とコメントした。

 今年はほかにも、陸上の山縣亮太選手、飯塚翔太選手、桐生祥秀選手、朝原宣治氏によるリレーパフォーマンスなども行われる。