1月に日本デビューした韓国出身の男性7人組グループ、iKON(アイコン)が26日、全国ツアー最終公演を東京・代々木第1体育館で行った。

 今回のツアーでは、全国6都市16公演で17万6000人を動員。2~3月に行ったアリーナツアーを含めると、年間で32万2000人を動員し、新人としては異例の動員数を記録した。

 この日のステージでは、スタンド席の側に花道を作ってファンの近くまで出向けば、「MY TYPE」の途中には、流行中のピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を披露するなど、駆けつけた1万3000人のファンを楽しませた。

 メンバーのドンヒョク(19)は「僕たちが日本に来る理由は1つだけ。みなさんに会いたいから。アイコニックジャパン(iKONの日本のファンのこと)に会いたいから!」。ジュネ(19)は「代々木は初めてでしたが、みなさんと一緒にいられて幸せです」。バビー(20)はマイクを通さず「来てくれてどうもありがとう!」と叫び、ファンに感謝した。

 iKONは、今回の全国ツアーをはじめ、9月に発売した日本初シングル「DUMB&DUMBER」が、海外男性アーティストとしてはチャン・グンソク、EXOに続いて、オリコン週間ランキング初登場1位を獲得するなど、勢いに乗っている。