22日に亡くなった俳優平幹二朗さん(享年82)の通夜が27日、東京・青山葬儀所で営まれた。

 73年のNHK大河ドラマ「国盗り物語」などで共演した三田佳子(75)は、最後に会った11年のことを振り返り「(自身がデビュー)50周年で、歌と芝居に挑戦したとき、見に来てくださいました。自分もドキドキした、とおっしゃっていました」と振り返った。

 また平さんの長男で俳優の岳大(42)について「彼がデビューのときご一緒した。立派にお父様を送る喪主になられて、私まで息子を見ているよう。うちの子どもたちと(年齢が)ほぼ一緒なので、何とも言えないです」と話した。

 さらに「別れはいつか来るので、自分のこれからのことを考えてしまう。1人、2人と仲間がいなくなって…。当然、私たちは命ある限り頑張らなくちゃいけないと、遺影を見てそう思いました」と話した。