婚約者のビリオネア実業家ジェームズ・パッカー氏(49)と破局したと報じられているマライア・キャリー(46)だが、パッカー氏が、マライアとバックダンサーで振付師のブライアン・タナカの関係を疑い、嫉妬に狂っていたとの報道が浮上した。

 関係者らが米情報サイトTMZに明かしたところによると、マライアは今年5月の南アフリカ公演で、この日はケガのため出演していなかったタナカをステージに招き、タナカの膝の上でセクシーなラップダンスを披露。

 パッカー氏はこの時から2人の関係を疑い始めたらしい。TMZはマライアがラップダンスしているビデオも公開したが、長身でイケメンのタナカの姿が映っている。

 関係者らの話によると、パッカー氏は6月、タナカを部屋に呼び出し、こっぴどく怒鳴りつけたという。さらに、カジノ関係者らに裏で手を回し、マライアが長期公演中のカジノホテル「シーザーズ・パレス」にタナカが出入りできないようにしたらしい。

 米国時間の27日に破局報道が飛び出し、9月にギリシャで休暇中にケンカになって以来、絶縁状態と報じられているマライアとパッカー氏だが、マライアの広報は米情報番組エンターテインメント・トゥナイトに、「現時点では、2人は関係を続けるかどうかわからない。まだ話し合っている最中で、将来については共同で声明を発表する予定です」とコメントした。

 TMZは、マライアが同夜、パッカー氏の嫉妬の的になっていたタナカや友人らを伴い、マリブの日本食レストラン「ノブ」で夕食を楽しんだと報じた。レストランから笑顔で出て来たマライアのビデオ映像も公開されたが、破局によるダメージは見られなかった。(ニューヨーク=鹿目直子)