体調不良が続いていた歌手華原朋美(42)の所属事務所は5日、医療機関で検査をした結果、「急性ストレス反応」と診断されたことを公表した。今後約1カ月間、活動休止することも発表した。

 華原は10月中旬ごろから発熱や倦怠(けんたい)感など体調不良を訴え、レギュラー出演する日本テレビ系「PON!」(月~木曜午前10時25分)の同31日放送への出演を見合わせた。今月に入ってからも3日、5日と出演予定だったイベントの出演をキャンセルしていた。

 今年8月、7歳下の医療関連実業家との交際が判明した。関係者によると、交際は順調だったが、最近は男性への依存もあり、自分の思い通りに交際が進まない状況が増えていたという。さらに仕事も多忙を極め、心身のバランスを崩していたという。今月に入って受けた検査の結果、約1カ月の休養期間が必要と診断された。結果を受けてこの日から都内の病院に入院した。12月からの仕事復帰を目指す。別の関係者によると、既に仕事復帰への意欲も見せているという。

 95年に当時交際していた小室哲哉氏のプロデュースでデビュー。同氏との破局をきっかけに精神状態が不安定になり、99年1月に自宅でガス中毒で倒れ救急搬送された。その後、別の男性と交際した時も睡眠薬など薬物に頼り、病院に搬送される騒動を起こし、一時は所属事務所も解雇された。12年末に復帰した後は、順調に仕事を重ねていた。