米女優アンジェリーナ・ジョリー(41)が7日、離婚協議中の俳優ブラッド・ピット(52)と争点になっていた6人の子供たちの親権に関する取り決めで合意に達したと発表した。ジョリーは今年9月に離婚を申請し、単独での親権を求めていた。2人はジョリーが暫定的に単独で親権を持ち、ピットにはカウンセラー立ち合いの下での面会権を与えることで合意していたが、ピットはその後に共同親権を求める措置を取っていた。

 ジョリーの代理人は、「1週間ほど前に育児の専門家から提案された親権内容に両者は同意して署名したことを認めます。6人の子供たちの身体的親権は母親が持ち、父親はセラピー的な面会を続けることになります。子供たちの利益を最優先に考え、育児の専門家によって決定したものです」との声明を出した。しかし、2人に近い関係者は両者は親権問題で新たな合意には至っていないとE!Onlineに語っており、ピットは4日に共同親権を求める書類を裁判所に提出しているため、ジョリー側が主張する合意の信憑性が問われそうだ。ピットの広報担当者はこの件に関してコメントを差し控えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)