韓国人気グループ、SUPER JUNIORのイェソン(32)が23日、初のソロ全国ツアー最終公演を東京国際フォーラムで行った。

 メーンボーカルを務め、「芸術的な声」というアーティスト名を持つだけに、ダンスなどの激しいパフォーマンスは控え目。バラード曲をじっくりと聞かせる構成で、ファン約5000人を美声で魅了した。

 「東京はセクシーでキュートで、シャレオツ(おしゃれ)な人が多いのでドキドキします」と日本語のジョークを飛ばしながら、「初のソロツアーで不安もありましたが、皆さんからパワーをもらって最後までやることができた。夢だったツアーが今日で終わりを告げます」と感謝した。

 今年は「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」(公開中)で映画初主演。主題歌「雨のち晴れの空の色」を10月に発売し、これが待望の日本ソロ第1弾だった。グループで日本ソロ曲を発売するのはキュヒョンに次いで2人目。昨年に韓国でデビューして10周年を迎えたことを引き合いに「デビュー10年でやっと1人立ちができた」と胸を張った。

 終始笑顔で18曲を披露。7都市16公演で5万人を動員したツアーを締めくくった。

 ◆お知らせ スマホでARライブ動画! SUPER JUNIOR・イェソンのライブ独占動画をニッカン読者だけにお届けします。日刊スポーツは24日の芸能面にスマホをかざせばライブが見られるAR企画を実施します。23日に東京国際フォーラムで行われたイェソン追加公演の模様を紙面で鑑賞できます! 新曲「Let Me Kiss」「雨のち晴れの空の色」の2曲のダイジェストです。視聴は25日午前1時まで。