東京・世田谷パブリックシアターは24日、妻夫木聡(35)ら出演者3人がインフルエンザにかかったため同シアターの小劇場、シアタートラムで上演中の舞台「キネマと恋人」について同日から26日までの計4公演を中止すると発表した。妻夫木の所属事務所によると23日の公演終了後、妻夫木が体調不良を訴え、都内の病院でインフルエンザに感染していると診断された。すでに平熱まで下がっており自宅療養しているという。

 同シアターによると緒川たまき(45)三上市朗(50)もインフルエンザを発症した。同舞台は11月15日から12月4日までで、11月23日までは通常通り上演されていた。同舞台は劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏(53)の新作。ウディ・アレン監督の映画「カイロの紫のバラ」の設定を日本の架空の港町に置き換えたファンタジックコメディー作品。ほかにともさかりえ(37)らが出演している。チケットの払い戻し方法や27日以降の公演については今後、劇場のホームページで告知される。