大みそかの第67回NHK紅白歌合戦(午後7時15分開始)の出演者発表会見が24日、都内の同局で行われた。

 会見冒頭、司会者から名前を呼ばれると、KinKi Kidsの堂本光一(37)は立ち上がったが、堂本剛(37)は座ったままだった。光一から「あなたもKinKi Kidsですよね?」と突っ込まれると、剛はおもむろに立ち上がり「ついつい、自分が欅坂さんのほうだと勘違いしてしまいました。色味が(かぶって)。すみません」と首をかしげて、笑いを誘った。後ろに同じ赤茶色の制服姿の欅坂46メンバー21人が座っていた。

 今年7月からデビュー20周年に突入。ベテランらしいボケで場を和ませつつ、剛は「家族もそうですし、おじいちゃんおばあちゃん、支えてくれる人たちも喜んでくれると思います。僕たちなりの全身全霊のパフォーマンスをしたいと思っております」とあいさつ。光一も「本当に喜ばしく思ってますし、大みそかに出場者の皆様やお茶の間の皆様と大事な時間を共有できることを心から楽しみにしています」と笑った。

 一方の欅坂46は、今年4月「サイレントマジョリティー」でデビューして8カ月で初出場をつかんだ。現段階で全出演者中最年少となる平手友梨奈(15)は「本当にびっくりしています。最高のパフォーマンスをお届けできるよう、全員で力を合わせて頑張ります」と意気込んだ。