フジ系「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」(火曜午後9時)に研修医役で出演している吉岡里帆(23)が29日、大阪市北区のカンテレ本社で、トークイベントを行い、ムチャぶり歓迎の関西人気質をあらわにした。

 本格的なトークイベントは「初めて」といい、しかも、この日夜の第8話放送を控え、番組を代表しての単身出演。「吉田羊じゃないのかよ、相武紗季じゃないのかよ、って思われてる方もいるでしょうが、頑張ります」と宣言。アントニオ猪木のものまねを披露するなどし、終演後の取材では「関西人気質といいますか、ムチャぶりも断れないタチでして」と話した。

 ドラマは、民放連続ドラマ初主演の吉田羊が、天才外科医・橘志帆にふんし、「解析診断部」の女医7人で、原因不明の病に立ち向かう医療ミステリー。吉岡は研修医の田丸綾香役で出演している。

 吉岡は、劇中でも吉田演じる橘から、原因究明のために50メートルプールを10回泳がされるなど、ムチャぶりを受ける様が定番になっている。京都出身の吉岡は、実際にも、吉田とテレビ出演した際に「8番目に得意なモノマネをして」と難題を押しつけられ、それに猪木のモノマネでこたえてみせた。

 弾けキャラ開眼とも言える成長ぶりだが、吉岡は「すべてレディダヴィンチのおかげです」と感謝。この日、再現した猪木のものまねのほかには「児玉清さんのアタックチャンス!、ピカチュウがある」。どんなムチャぶりにも「気合ダーーッですっ!」と受ける構えだ。将来的には「動物好きなので、番組企画で珍獣探しとか行ってみたい」と話した。

 劇中同様に元気キャラ満開の吉岡は、今後のドラマ展開について「吉田羊さんは今まで、いろんな患者さんを見てきましたけど、最終話(の患者)は吉田羊さん! ん? かな? あれ? 言っちゃだめ?」。勢い余って、口を滑らせる寸前だったが「今までも吉田羊さんの謎がチラチラ見えていましたが、それが明らかになるという…。乞うご期待です」と、うまくまとめていた。