テリー伊藤(66)が、「CHAGE and ASKA」のChage(58)に向け、ASKA容疑者のことを「断ち切るという勇気は大切」だと自身の考えを述べた。

 ASKAこと宮崎重明容疑者(58)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、Chageは29日に公式サイトで謝罪。「報道されている事が事実だとしたら悲しい思いと悔しさで一杯になります。ただ、今は何も考えられないのが正直なところです。今後については時間をかけて考えていくしかありません」と動揺していることをうかがわせた。

 30日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」ではASKA逮捕について取り上げた。テリーはASKA容疑者が音楽活動のプレッシャーで違法薬物に手を出したとし、「Chageさんね、もっと怒っていいんです。『もうお前となんか2度とコンビ組まない』と、強いこと言わないとダメだと思うんですよ。Chageさんが優しいコメントすると、ASKA容疑者は『申し訳なかった。今度はそれ(Chageの思い)に応えよう』って思うわけじゃないですか」と再び音楽活動をすることで、また違法薬物に手を出すという悪循環が繰り返される可能性があるとの持論を展開した。

 テリーは「(ASKA容疑者との音楽上の関係を)断ち切るという勇気は大切だと思う」とし、「ASKA容疑者はもう当分戻って来られないんで、周りの方と相談して、戻ってきた時にどうやって受け入れるかということを考えた方がいい」と語った。