充電期間中のKAT-TUNのメンバー中丸雄一(33)が、脱退したメンバーや“充電期間”に対する本音を明かした。

 度重なる脱退で始め6人だったメンバーが3人となったKAT-TUNは5月1日、10周年記念全国ツアーの最終公演を東京ドームで開催して充電期間に入った。中丸は2日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に出演。現在は音楽活動は一切おこなっていないと報告した。

 脱退したメンバーについて「メンバーそれぞれの人生がありますから、しょうがないっちゃしょうがないですよね」と理解を示しつつも、「脱退なく活動していくのが一番理想的ではあると思うんですけど、本当だったら10周年はこういったツアーがあって(と思うと)、そのへんが切ない感じがして」と本音をのぞかせた。

 中丸としては、充電期間に入るのではなく「足を止めない」ことがベストだという思いもあったようだ。しかし、「グループ単位で考えると、(脱退は)ファンに対しては裏切り行為とも見られるわけじゃないですか。応援してくれていて、1回、2回じゃなくて3回となると『どうなってんの?』と考える人もいると思うんですよ。そういう人のことを考えると、1回ケジメじゃないですけど、充電期間を設けるのもひとつの筋かな」と話した。

 中丸は、充電期間は「能力アップに努めたいと思う」として、あくまで将来的なグループの活動再開を見据えていることを強調していた。