次期NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(来年1月8日スタート、日曜午後8時)1話の完成試写会が5日、都内の同局で行われ、主演柴咲コウ(35)が「いよいよ始まるんだな」と意気込みを語った。

 女城主として戦国時代を生き抜いた井伊直虎の生涯を描く。幼少時代の境遇がカギとなるため、子役時代が4話まであり、1話の柴咲の登場はワンシーンのみ。柴咲は「直虎のバックグラウンドがきちんと描かれていて、(子役の)活躍といしずえを見てからわりとやりやすい形で撮影に入れた」。子役の新井美羽との共通点について「乾いてくちびるの皮をむくところが私とまったく一緒で驚いた」と笑顔で話した。

 予告編では、滝行をする5話のシーンも登場する。柴咲は「打たれてみると、般若心経を唱えるんだ! という一心になった。この集中力が修行なんだなと思った。またしたい。病みつきになるかも」と語った。