女優の新垣結衣(28)とシンガー・ソングライターで俳優の星野源(35)が共演してヒットしているTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜午後10時)の6日の平均視聴率は16・9%(関東地区)でこれまでの最高を更新したことが7日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 同ドラマは、2015年に「講談社漫画賞」を受賞し、月刊「Kiss」で連載中の海野つなみの同名漫画。新垣、星野ら出演者が踊る「恋ダンス」が話題を呼び、社会現象になっている。初回は10・2%でスタートし、第2話が12・1%、第3話が12・5%、第4話が13・0%、第5話が13・3%、第6話、第7話が13・6%と伸びてきて、前週の第8話では16・1%と大幅にアップした。

 夫が雇用主、妻が従業員という契約結婚で、2人の間に恋愛感情は生まれるのか、という社会派ラブコメディー。毎回出てくる新垣結衣のキュートな妄想シーンも人気だ。

 6日の第9話は、津崎(星野源)との別居も解消し、2人で過ごす幸せをかみしめるみくり(新垣結衣)だが、急に積極的になり始めた津崎の態度が気になる。そんななか、津崎の会社ではリストラ問題が勃発する。そこに取引先の杏奈(内田理央)というポジティブな女性が現れる、という回だった。