乳がん手術から11月29日に仕事復帰した元女子プロレスラーでタレント北斗晶(49)が、9日放送分のカンテレ「快傑えみちゃんねる」(金曜午後7時=関西ローカル)の収録に臨み、「1キロもやせていない」と明かした。

 北斗は手術、治療を経て、1年2カ月ぶりに芸能活動を再開しており、親交のある上沼恵美子(61)と手紙をやりとりし、復帰の際には上沼が進行する同番組へ出演を約束していた。

 上沼から「おかえり!」と迎えられた北斗は、抗がん剤治療を終え、伸びてきた髪の毛に手をやりニッコリ。「やっとここまで、生えてきました」「痩せた? とよく言われるんですが1キロもやせてないんです」と、満面笑みで報告した。

 闘病中を振り返り「外に出られない時期があった。誰かに見られているんじゃないかと思って…」と不安だった日々も吐露。副作用との闘いも「かなりつらかった」と語り、弱気になったこともあったという。

 ただ、夫の佐々木健介や子供たちの献身的なサポートに支えられ、ここまで進めたと感謝。一方で、健介の弁当作りが不満で、結果的に、それが回復へのエネルギーになったと語った。

 「入院中に子どものお弁当を作ってもらったら…(茶色だらけで)ウ〇コ弁当かと思った」

 「家族は一生懸命やってくれるんですけど、できないこともある。逆に(私がやらなきゃと思えて)それがよかったのかも」

 終始、明るい笑顔を絶やさず、話し続ける北斗の様子に、上沼は「パワーアップした感じやね」と感心していた。