新垣結衣(28)主演で6日に放送されたTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜午後10時)第9話の静岡地区での平均視聴率は、22・6%(ビデオリサーチ調べ)だった。通常より20分遅い10時20分からのスタートだった前週は17・9%で、4・7ポイントのジャンプアップ。全国で「逃げ恥」ブームが広がり、札幌地区などで20%超えを記録しているが、静岡地区では初の大台になった。番組占拠率は37・2%だった。

 TBS系列では、11月からローカル局が、続々とアナウンサーらによる「恋ダンス」(エンディングで流れる出演者によるダンス)の動画をアップ。静岡地区のSBSでも動画が大きな反響を呼んでおり、最終話で25%超えが狙える状況になってきた。

 静岡地区での「逃げ恥」平均視聴率

 第1話(10月11日)=14・4%(関東地区10・2%)

 第2話(10月18日)=15・7%(関東地区12・1%)

 第3話(10月25日)=17・4%(関東地区12・5%)

 第4話(11月1日)=17・9%(関東地区13・0%)

 第5話(11月8日)=17・9%(関東地区13・3%)

 第6話(11月15日)=18・7(関東地区13・6%)

 第7話(11月22日)=19・1%(関東地区13・6%)

 第8話(11月29日)=17・9%(関東地区16・1%)

 第9話(12月6日)=22・6%(関東地区16・9%)

 同作は、15年に「講談社漫画賞」を受賞し、月刊「Kiss」で連載中の海野つなみの同名漫画。夫が雇用主、妻が従業員という契約結婚で、2人の間に恋愛感情は生まれるのか、という社会派ラブコメディー。第9話は、みくり(新垣結衣)が、他の女性と一緒にいた津崎(星野源)に嫉妬したことをきかっけに、互いが「好き」と言葉にする展開だった。