明石家さんま(61)が解散が近づいてきたSMAPについてあらためて「すごいグループだった」と回顧。年末のNHK紅白歌合戦には「出ないと思う」と私見を述べた。

 10日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」でさんまは「12月31日で、SMAPも終わるけども」とSMAPの年内解散について切り出した。その中でSMAPについて「すごいグループだったって、あらためてここにきてわかる。あの歌もあった、この歌もあった、こういうことをやってきたんだ、とか」と述懐する。

 ゲスト出演したタレント藤本美貴(31)が「(解散の日が目前に迫った)ここまで来ても、まだ信じきれてない自分がいる」と言うと、村上ショージ(61)も「紅白でもそうじゃないですか、まだ。ひょっとしたら出てくれるんじゃないかなって」と紅白出場の可能性が完全に絶たれたわけではないことに触れた。

 実際、NHKもSMAPの出演に関し交渉を断念したとは言っておらず、連日SMAPのサプライズ出演はあるのかといった報道が流れている。しかし、これに対しさんまは「いや、もう出ないと思うで」と出演は極めて難しいとの見解を明かす。藤本らが「それでも、『ひょっとしたら』と信じたい」と言うと、さんまは「ああ、そうか。一般の人はせやな。でも、俺は……ないと思うな、もう」と出演は絶望的だとの考えを示した。

 また、「もし紅白に出るなら、26日の『さんまSMAP』はやってほしい」とも要望。「紅白に出て、『さんまSMAP』はないっていうのは、『おい、待て、紅白出るのに、こっち出ぇへんのかい』ってなる」と語った。

 さんまは3日放送の同番組の中で、95年から毎年放送されてきたクリスマス恒例の日本テレビ系生放送「さんま&SMAP! 美女と野獣のクリスマススペシャル」が今年は放送予定がないことを明かしている。