菅野美穂(39)が主演のTBS系主演ドラマ「砂の塔 知りすぎた隣人」(金曜午後10時)の16日最終回の平均視聴率が13・2%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 同ドラマは初回9・8%でスタートし、第2話は9・6%、第3話8・6%、第4話9・5%、第5話は10・1%、第6話10・1%、第7話9・9%、第8話9・8%で、前週9話は11・3%だった。

 菅野はフジテレビ系「結婚しない」以来、4年ぶりのドラマ主演。夫と2人の子供と引っ越したタワーマンションの住民間の階級社会に悩む妻を演じた。真犯人が誰なのか最後まで読めないストーリー展開に回を追うごとに盛り上がり、また“最凶の隣人”を演じた松嶋菜々子の悪役ぶりも話題となった。

 最終回は、「ハーメルンの犯人を見た」と亜紀(菅野美穂)に言い残し、突如姿を消した和樹(佐野勇斗)。健一(田中直樹)は、和樹を手放さざるを得なくなった弓子(松嶋菜々子)が強硬手段に出て、連れ去ったのではと焦る。そんな矢先、彼らが住むマンションで、黄色いカーネーションが発見。生方(岩田剛典)は犯人らしき人物と遭遇する、という内容だった。