「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が世界中で大ヒットするなど、現在盛り上がりを見せているファンタジー映画。来年もこのジャンルの作品の公開が相次ぎ、夢と魔法と冒険の世界が引き続きファンたちを魅了する予感!今回はひと足早く、2017年公開のファンタジー超大作をピックアップ。注目すべき3タイトルをさっそくチェック!

 ■「美女と野獣」(4月21日公開)

 ディズニー・アニメーション不朽の名作「美女と野獣」待望の実写化となる本作。ヒロインのベル役を「ハリー・ポッター」シリーズで知られるエマ・ワトソンが務めることで、公開前から早くも話題に。バラが全て散る前に“真の愛”を知ることができなければ呪いが解けない野獣と、“変わり者”とからかわれながらも目に見えない真実を見極めるベル。ふたりの出会いはどんな奇跡を起こすのか?ほかにも目を見張るほど美しい映像や、ユニークな脇役たち、そして珠玉のミュージカル・ナンバーなど、見どころ満載の一作として世界中から期待を集めている。

 ■「ドクター・ストレンジ」(1月27日公開)

 「アベンジャーズ」でおなじみ、マーベル・スタジオの最新作。主人公は、突然の事故で両手の機能を失った元天才外科医ストレンジ。さまざまな治療を受けるも完治が見込めなかったが、「魔術」と出会い過酷な修行の末に人智を超えたパワーを身に着け、やがて壮絶な戦いに巻き込まれていく姿が描かれている。「人を決して傷つけない」という医者として信念から、たとえ敵相手でも命を奪えないストレンジは、いかにして人々を危機から救うのか?主演のベネディクト・カンバーバッチの熱演や、魔術を駆使した大迫力の映像で話題沸騰の1本だ。

 ■「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(2月3日公開)

 ティム・バートン監督最新作として注目される本作は、孤独な少年と“奇妙な子供たち”の冒険を描いたダーク・ファンタジー。亡き祖父の遺言で不思議な屋敷を訪れた主人公ジェイクが、美しくも厳格な保護者ミス・ペレグリンと、特殊能力を持った子供たちに出会う。空中浮遊する少女や、透明人間の少年、後頭部に鋭い歯の口を持つ少女など、ビジュアルも設定も“奇妙”なキャラクターはまさにバートンならでは。やがて自身の“ある力”に気づいたジェイクが、屋敷に迫る脅威に立ち向かっていくというストーリーの行く末にも注目だ。

 上半期だけでも、超大作が連続して公開される2017年。まだまだ続くであろうファンタジー・ブームに取り残されないよう、今のうちからぜひチェックしてみてはいかがだろうか?【ハリウッドニュース編集部】