俳優のジョニー・デップ(53)が、女優のアンバー・ハード(30)に10万ドル(約1150万円)の支払いを求める書類を裁判所に提出した。

 ジョニーは今年5月にアンバーから離婚を申請され、アンバーはドメスティック・バイオレンスを受けてきたと主張し、離婚は泥沼化。今年8月に離婚に合意し、アンバーは和解金の700万ドル(約8億500万円)を全額寄付すると明かしていたが、ジョニーが680万ドル(約7億8200万円)の和解金を支払うのを拒んでいることから、アンバーは現地時間13日に支払いを要求する書類を提出していた。ジョニーが和解金を支払わないのは、アンバーが合意内容を破ってDVのことを公言していることに腹を立てているからだという。

 そして、ジョニー側が現地時間20日にジョニーの弁護士費用としてアンバーに10万ドルを支払うことを要求する書類をロサンゼルスの裁判所に提出したとゴシップサイト「ETオンライン」は伝えた。また、ジョニーは裁判所の命令から10日以内にアンバーが支払わなかった場合、和解金を減らすことができるように求めているという。ジョニーはセレブの離婚弁護士で有名なローラ・ワッサー氏と彼女の事務所に100万ドル(約1億1500万円)近く費用がかかったそうだ。この件の裁判は来年の1月13日に行われる予定である。

 また、ワッサー氏はアンバー側が13日に提出した支払いの要求は完全に不必要だったと主張している。【ハリウッドニュース編集部】