ファンタジーをモチーフにした5人組の女性グループ「STARMARIE」(スターマリー)が26日、東京・中野サンプラザで単独ライブを行った。08年の結成以来、初となるホール公演だったが、ファンの熱い声援を受け、アニメ「鬼斬」の主題歌「姫は乱気流☆御一行様」などを披露。ステージ前半は「ライトファンタジー」と呼ぶ明るい世界を白い衣装で表現し、後半は一転、黒い衣装で「ダークファンタジー」の世界を演じた。

 ライブの最後には、来年7月4日にブシロードミュージックからニューシングルが発売されることと、4月30日に横浜アリーナで開催されるブシロード10周年ライブに出演することがサプライズ発表された。事前に聞かされていなかった5人は泣き崩れて喜んだ。

 メンバーの木下(きした)望は「次のライブも決まらないままだったのに…。だまされてしまいました!」と感激。高森紫乃は「今年は大きく変われた1年。来年も気合を入れて頑張りたい」と決意を新たにした。14年には解散危機に陥ったグループが、新たなステージに挑んでいく。