演歌歌手水森かおり(43)が大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分スタート)で着る巨大衣装・装置の全容が27日までに分かった。今年で5年連続となる紅白名物の衣装は、高さ6メートル、横10メートルに広がる巨大ドレスで約500メートルもの布を使用する。歌唱曲「越後水原」は新潟県阿賀野市にある瓢湖(ひょうこ)が舞台で。1万羽近い白鳥が越冬のために飛来することで有名。

 今回は、足元から広がる衣装に対し、プロジェクションマッピング(特殊な映像技術)とLEDライトを駆使し、白鳥の飛来と越冬、春にシベリアへ飛び立つ様子などを色彩鮮やかに描く。水森は「今年もやります! ぜひ期待をしてください。衣装のイメージは、前半が繊細で後半は雰囲気がガラッと変わって大胆。その変化も楽しんでほしい」とアピールした。