SMAP木村拓哉(44)が30日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「木村拓哉のWhat’s up SMAP!」(毎週金曜午後11時)に出演した。同番組年内最後の放送だった。

 今月26日をもって放送を終えたフジテレビ系「SMAP×SMAP」について思い出や感謝を語った。

 「世間をお騒がせした時も、うちらというものをうちらっていうものをみなさんに届けてくれた番組。6人から5人になったり、(メンバーの不祥事による欠席で)4人になっている場合もあったし、自分たちと同じ目線で向き合ってくれて、感謝しかないですね。本当に。すごい大きい場所だったなって思いますね」

 リスナーからの質問に答える形で、SMAP解散後の自分についても語った。「来週の『What’s』の時には、まあ、変わってんのかな? どうなんだろう。本当に。自分もわかんないですね」と自問自答した。

 「よく、新年っていうじゃん。今までは普通に年が変わっていたけど、今回の新年はもう1つ意味があるなって、今の時点で思っているというか。でも、この番組のタイトルみたいな、大切にしたいなっていうものは変えずに、ブレずに。そんな何か1つ、確たるものを持って進んでいきたいなと思います」

 そして番組最後、あらためてグループ解散について触れた。「たくさんの(解散に反対する)署名をいただいたりとか、何か全てのことに対して…最後に一言だけ失礼します」と前置きして「ありがとう、SMAP」と力を込めた言葉で番組を締めくくった。

 SMAPは31日に解散するが、来年1月以降も、番組のタイトルは変えずに放送を続ける。木村以外のメンバーがレギュラー出演するラジオの番組名は、来年1月から全てタイトルを変え、「SMAP」の表記が消える。