1月期スタートの新ドラマ、フジテレビ系「大貧乏」(日曜午後9時)の初回8日の平均視聴率が7・7%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 同ドラマは“お金”と“愛”をテーマにしたオリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザー(小雪)が、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇となっている。同時間帯の裏番組「A LIFE~愛しき人~」(TBS系、15日スタート)に小雪の夫、松山ケンイチが出演しており、夫婦によるガチンコ視聴率対決も注目だ。

 初回は、息子と娘を育てるシングルマザーの七草ゆず子(小雪)が新年早々、家が水浸しになるトラブルや会社が倒産するという最悪の展開に見舞われる。預金も全て失い、ほぼ無一文になったゆず子はママ友や旧友に仕事のつてを求めるもうまくいかない。途方に暮れるゆず子に法律事務所を営む柿原新一(伊藤淳史)が近づいてくる、という内容だった。15分拡大で放送され、仲里依紗がゲスト出演した。