女優のメリル・ストリープの受賞スピーチを受けて、ドナルド・トランプ米次期大統領がツイッターで反撃した。

 昨年の大統領選挙でヒラリー・クリントン氏を支持していたメリルは、現地時間8日に行われたゴールデングローブ賞で功労賞のセシル・B・デミル賞を受賞。スピーチで「ハリウッドは外からの人たちや外国人であふれていて、もし私たちが彼らを追い出してしまったら、フットボールと総合格闘技しか見るものがないわ」と話し、ある権力者が障がいを持ったリポーターを笑いものにし、その行動にとても傷ついたと語った。さらに「軽蔑は軽蔑を招き、暴力は暴力を起こします。権力者がほかの人をいじめることに自分の立場を使うなら、私たちはみんな負けます」とスピーチ。名前は挙げなかったものの、明確にトランプ次期大統領を批判していた。

 そして、このスピーチにトランプ次期大統領は、ツイッターで「メリル・ストリープ、ハリウッドで最も過大評価された女優は私のことを知らないけれど、昨夜ゴールデングローブ賞で攻撃してきた。彼女は大負けしたヒラリーの取り巻きだ。何度も言ってるけど、私は決して障がいを持ったリポーターをあざ笑っていないよ(そんなこと決してしない)」と反撃。トランプ次期大統領は体の不自由なリポーターのまねをしたと非難されたことがあった。【ハリウッドニュース編集部】