年末に解散したSMAPの草なぎ剛主演の新ドラマ、フジテレビ系「嘘の戦争」(火曜午後9時)の10日初回の平均視聴率が関東地区11・8%、関西地区15・5%だったことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 同ドラマは、2015年1月期に放送された草なぎ剛主演ドラマ「銭の戦争」から続く復讐シリーズ第2弾で、当時のスタッフが再集結し、完全オリジナルストーリーで描く。幼い頃に家族を殺された男が天才的な詐欺師となって復讐を果たそうとする痛快エンターテインメントとなっている。グループを解散して再スタートを切った草なぎの熱演が注目だ。共演は藤木直人、水原希子ら。

 初回は2時間スペシャルで放送された。ストーリーは主人公の浩一(草なぎ剛)は9歳の頃、父が母と弟を殺して自ら無理心中したとされる事件で本当の犯人の顔を見た。浩一は警察に「犯人は父ではない、真犯人の顔を見た」と証言するが、信じてもらえず“嘘つき”呼ばわりされる。

 やがて、たぐいまれな詐欺師へと成長した浩一は、タイで偶然にも記憶の中の真犯人と再会。30年間眠っていた“怒り”がよみがえり、復讐することを誓って日本に戻ってくる、という内容だった。

※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字体の下に刀