1月期の新ドラマ、TBS系「下剋上受験」(金曜午後10時)の初回13日の平均視聴率が10・9%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 中卒の父と偏差値41の娘が、塾にも行かず最難関中学校受験を目指した実話をドラマ化。阿部サダヲ(46)が父役を熱演。本格的な母親役は初挑戦という深田恭子(34)がその妻を演じる。

 初回は、下町の古い集合住宅に暮らす桜井家は信一(阿部サダヲ)、妻香夏子(深田恭子)、小学5年生の一人娘佳織(山田美紅羽)の3人家族。夫婦とも中卒で学歴とは無縁な桜井家に、佳織が受験した統一テストの散々な結果が届く。また、職場で名門大学出身の部下に客を奪われた信一は、学歴が与える影響を痛感し、佳織に入塾テストを受けさせる。しかし結果は最悪で、高学歴を目指すには手遅れだと言われてしまう。落胆する佳織を見た信一は、自分と佳織の二人三脚で中学受験を目指すことを決意する、という内容だった。