1月期スタートの新ドラマ、日本テレビ系「スーパーサラリーマン左江内氏」(土曜午後9時)の初回14日の平均視聴率が12・9%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 本作は1977年から78年にかけて連載されていた藤子・F・不二雄原作の「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化。堤真一(52)演じるパッとしない中年サラリーマンが、謎の男からスーパースーツを受け取ったことによって、しぶしぶ世界の平和を守ることになる姿をコミカルに描く。脚本・演出を手がけるのは「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで注目を集める福田雄一氏。小泉今日子(50)が演じる鬼嫁ぶりも見どころだ。

 初回のストーリーは係長の左江内(堤真一)は責任を取るのが大の苦手で、職場でも部下にあきれられる始末。家庭では妻の円子(小泉今日子)に逆らえず、2人の子どもにも舐められていた。ある日、左江内は見知らぬ老人(笹野高史)から「スーパーヒーローにならないか?」と声を掛けられる、という内容だった。