昨年12月27日に亡くなった女優キャリー・フィッシャーさんにとって今年12月に公開予定の「スター・ウォーズ エピソード8」が、レイア姫として登場する同シリーズ最後の作品となることが明らかになった。

 同作は昨夏にすでに撮影を終えているが、フィッシャーさんは2020年公開予定の「スター・ウォーズ エピソード9」にもレイア姫として再び登場することが決まっていた。そのため、一部メディアやファンの間は、コンピューターで合成した姿で再登場することはないかとの憶測が流れていた。

 SW公式サイトは、これらの噂を否定。「これまでも、今も、そしてこれからも、キャリー・フィッシャーはルーカスフィルムの家族の一員です。彼女は我々の姫であり、将軍であり、そして何よりも友人です。レイア姫としての思い出と遺産を大切に、シリーズに遺してくれたすべてを全力で守っていきます」と声明文が掲載した。過去のエピソードでは、コンピューターで合成した若き日のレイア姫が登場したこともある他、公開中のシリーズ初のスピンオフ「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」では1994年に亡くなった「エピソード4」でグランド・モフ・ターキンを演じた英俳優ピーター・カッシングさんがCGで登場している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)