吉本新喜劇の“ブサイクキャラ”でおなじみの浅香あき恵(60)が19日、大阪市内で芸能生活40年記念公演「あき恵ちゃん祭り~未来に向けてがんばルンバ~」(3月25日、なんばグランド花月)の会見を行った。

 「ブッサクイクやな~」「鼻の脂がすごい!」とイジられ、愛される「あき恵姉さん」はお気の入りの超セクシーな「ミツバチ・ハニーちゃん」の衣装で登場した。司会を務めた新喜劇のメンバー西川忠志から「あの、還暦ですよね。よく恥ずかしげもなく着ることができますよね(笑い)」と突っ込まれると、「ガハハッ」と大笑い。「年齢は関係ないですよ。人間は年齢を重ねながら若さをキープしていくのよ」と自慢のツルツルの? 脂っぽい顔に笑顔を浮かべた。

 1976年、19歳で吉本新喜劇に入団。「割と順調にいき、結構べっぴんと言われて、マドンナ役をやりました」。89年に「新喜劇やめよっカナ? キャンペーン」で一時退団。島田一の介と2人で漫才に転向したが、1年半で新喜劇に復帰した。新喜劇ブームが訪れ、そのころから“ブサイクキャラ”に変わっていった。

 「脂というか、いろいろな方たちからの刺激が“潤滑油”となりました」と芸能生活を振り返った浅香。節目の舞台はすべてプロデュースする。1部は新喜劇だが、2部は「テーマはお祭りなので、できるだけいろんな要素を入れながらやりたい。このハニーちゃんも出したいな」。同公演には新喜劇のメンバー、ゲストとして博多大吉が出演する。