女優松下奈緒(31)が19日、東京・歌舞伎町シネシティ広場で行われたディズニー映画「ドクター・ストレンジ」(1月27日公開、スコット・デリクソン監督)のスペシャルイベントで涙を流した。

 日本語吹き替え版で声優を務める三上哲(48)樋口可南子(58)と登壇。全国5都市と中継を結び、集団で一斉に静止した様子を動画で撮影する「マネキン・チャレンジ」に挑戦した。ステージ上でメーク直し中にカウントダウンが始まってしまったため、樋口はメークされているシュールな姿で1分間静止。松下は瞬きを我慢した結果ボロボロと涙を流し、「動かないことが、こんなに美しいことになるとは」と笑った。

 映画は、交通事故で手を失った天才外科医ドクター・ストレンジが修行により魔術を手に入れ、闇の魔術との戦いに挑む物語。主人公を演じた三上は「最初は普通の人間だけど、葛藤、悩み、いろんなことを抱えながらヒーローになっていくのが共感できると思う」。恋人役の松下も「かっこいいけど、それだけじゃなくて、上品さや人間味もある。そこが今までのヒーローと違う魅力」と熱く語った。