ドナルド・トランプ米大統領(70)の就任式に招待された風水の第一人者Dr.コパ(69)が20日(日本時間21日)、ワシントンで行われた式典に夫婦で参加した。

 黒のちょうネクタイをまとい正装したコパが、あでやかな着物姿の妻とともに舞踏会会場で記念撮影した写真を自らのツイッターに掲載。就任演説を目の当たりにしたコパは「トランプ大統領は上手い演説ではないけど、アメリカが大好きなオヤジの熱意は伝わって来たね。アメリカは大丈夫だ!! 英語は綺麗だね、と秘書が。」という現地発のコメントもアップした。

 今回に至る経緯は、選挙期間中から風水を使って戦っていたトランプ大統領に注目したことが発端。トランプ陣営の全面協力を得て、第45代大統領にたどり着いた足跡と今後の行動を「大統領の風水」(音羽出版、23日発売)に著して徹底解明。コパが監修し、長男の作家小林照弘氏(38)がまとめた同著を同陣営に送ったところ、就任式出席の声がかかったという。

 「日本一陽気な幸運オヤジ」「歩く縁起者」と自らを称するコパは、現地で見聞したトランプ大統領の肉声から、新たな未来へと第一歩を踏み出した米国に太鼓判を押した。

 ◆Dr.(ドクター)コパ 本名小林祥晃(こばやし・さちあき)。1947年(昭22)5月5日、東京都生まれ。日大理工学部建築学科卒。風水術で環境を吉相にすることが、金運、仕事運、愛情運、健康運など、あらゆる幸運を手に入れるカギだと提唱。1級建築士の資格を持ち、建築家としても活躍。著書は累計1500万部を誇るベストセラー作家でもある。石見一ノ宮物部神社(島根県大田市)の神職や愛知工大客員教授も務める。血液型B。