1月期の新ドラマ、日本テレビ系「視覚探偵 日暮旅人」日曜午後10時30分、初回のみ同10時)の初回22日の平均視聴率が11・2%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べでわかった。 

 同作は15年11月に13・5%の高視聴率を獲得したスペシャルドラマの連続ドラマ化で、松坂桃李が堤幸彦監督と再びタッグを組む。松坂は劇中で、視覚以外の4つの感覚を失った一方、においや感情などを全て目で見ることができる特殊能力で事件を解決する“探し物探偵”日暮旅人を演じる。

 初回は、インテリヤクザの組長・村山(桐山漣)から金庫破りの犯人を探して欲しいと頼まれた日暮旅人(松坂桃李)と相棒の雪路(濱田岳)。不思議な目の力を使った旅人は、村山の愛人が犯人だと突き止める。一方、旅人の娘灯衣(住田萌乃)の保育園では、保育士の陽子(多部未華子)が園児時代に埋めたタイムカプセルの記録が出てくる。しかし埋めた場所は謎のまま。主治医の榎木(北大路欣也)から、このまま目の力を使い続ければ失明すると忠告される旅人だったが、タイムカプセル探しを申し出る、という内容だった。