夫婦コンビのかつみ(53)さゆり(47)が23日、大阪市の吉本興業本社で、同社が全国47都道府県の主婦オススメの商品を取りそろえた「よしもと47シュフラン」選考試食会に登場し、狩野英孝(34)の“迷言”「野性の勘」を連発して、会場をわかせた。

 米、菓子・スイーツ、ドリンクなど300品目以上が出品される同選考会。この日も100点以上が並べられる中、夫妻はシルク、吉本新喜劇の浅香あき恵と西川忠志、安倍首相のモノマネを武器にするコンビ「ビスケッティ」らとともに参加した。

 試食を終え、お気に入りに「醤油ラスク」を挙げたかつみが「スイーツが多かったですね。このラスクは和洋があわさって、若者も年配もいけますね」と紹介。スイーツといえば、若い頃から借金ネタで知られてきた夫妻は昨年、大阪・道頓堀に開いていたスイーツバイキング「ボヨヨンスイーツガーデン」が閉店している。関連質問でこれを問われ、さゆりは「スイーツ! まだ傷は癒えていません」と反応した。

 ただ昔からクワガタの養殖など、金もうけのアイデアは豊富ながら、そのたびに借金を増やしてきたかつみは、まだ商機を考えているようで、この日の加工肉食品から「あれをサイコロ風にして…」と、商品化を真剣に思案。すかさず、さゆりは「やめといた方がいい。野性の勘で!」と却下した。

 さゆりによると、いまだ商才への誘いは多いといい「いろんなとこからお誘いがくるんですけど、一番すごいのは、病院買えへんか? って…」とポツリ。これを、かつみが「何人かが何口か買って、ファンドみたいな形式で」と補足説明した後に「いいかなと思って、話聞いたんです」。すると、さゆりは「それも辞めた方がいい! 今(真剣検討を)初めて聞いたけど、ダメ! 野性の勘で!」とピシャリ。絶妙の夫婦コンビでわかせていた。