モデルで女優の水原希子(26)が23日、都内のホテルで行われた「香港政府観光局ブランド発表レセプション」に出席し、「星級香港迷」(スターホンコンマイ)に認定された。「香港迷」とは広東語で「香港ファン」「香港通」の意味で、これまで同地を10回以上訪れているという水原が、政府観光局から芸能界きっての香港ファンと認められた。

 水原はレセプションにカラフルなミニワンピース姿で登場した。「恋する惑星」などで知られるウォン・カーウァイ監督の大ファンで、映画の舞台となっている香港を頻繁に訪れるようになったという。「映画の中にいるようなロマンチックな場所。ローカルな部分とラグジュアリーな部分がうまく融合して、いろいろなカルチャーが混じり合っている。行くたびにパワーをもらい、新しい発見があります」と魅力を語った。

 特に気に入っているのが「食」で、香港に滞在している時は毎日、行きつけの店でピータンがゆを食べている。夏は船で離島に行き、海で遊ぶという。「街を歩いているといろいろな景色に出合えます。高いビルが並んでいたり、静かな公園があったり。かっこいいバーも多いですよ」。お薦めの観光地はビクトリアピークで「息をのむような絶景で、必ず見てほしい。ひと目で香港が好きになるはずです」と強調した。

 この日のレセプションでは、香港政府観光局の新キャンペーン「BEST OF ALL IT’S IN HONG KONG」が発表された。現地在住の著名人が「グルメ」「トレンド」「ファミリー」「自然と文化」の4つのテーマを通して、日本でまだ知られていない香港の魅力をキャンペーンサイト(http://www.DiscoverHongKong.com/jp/best)等で紹介する。

 すしの名店「銀座久兵衛」の2代目店主・今田洋輔氏も、水原とともに「星級香港迷」と認定され、同観光局のピーター・ラム会長らから巨大名刺を受け取った。