光GENJIの元メンバーで俳優の大沢樹生(47)が、脳リンパ腫のため亡くなった俳優松方弘樹さん(享年74)との思い出を振り返り、追悼した。

 大沢は24日にブログを更新。松方さんとは20代前半に京都・東映撮影所近くのスナックで初めて会ったという。ジャニーズの先輩である東山紀之も同席し、大沢は2人の先輩に挟まれた酒席で「ロックグラスに並々と注がれたヘネシーストレートが前に並び乾杯!!と思いきや松方さんがボトルをラッパ飲みで口に含み 次にガッと引き寄せられ口移しで飲まされました。キョトンとしてる私の両隣りの両先輩は悪りぃ顔して笑ってました。全く嫌な気はしませんでした」と、豪快なエピソードで知られる松方さんとの思い出をつづった。

 その後は松方さんから「京都で分からんことがあったらなんでも聞きやぁ!わしが居るさかい なんも恐いことないでぇ」と声を掛けられるなど公私にわたってかわいがられたという。俳優としてもTBS系ドラマ「水戸黄門」で共演し、指南を受けた。「私世代は、俳優は芝居は教わるのではなく芝居と技術は目で盗めと教わったギリギリの世代ですが、松方さんは此方から懐に飛び込めばしっかり受け止めて教えて下さる方でした。そんな想い出が回想シーンの如く甦って参ります」と大沢。「松方弘樹さんに心よりの感謝と心からの御冥福をお祈り申し上げます。松方さん!!ありがとう御座いました」と悼んだ。