覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたが不起訴処分となった歌手のASKA(58)が、2月中旬に逮捕騒動後初めてテレビ出演することを明かした。

 ASKAは29日にブログを更新し、現在多くの番組から出演オファーが来ていることを明かし、「もちろん、それが楽曲への興味ではないことを知っています。独占インタビューをしたいのでしょう」と推察した。

 しかし「僕は、歌手です。出演するからには歌うことが基本です。本気で、応援してくれようとしている番組もありました。歌なしのテレビ出演はありません。交渉は、それを理解してくれた番組とだけになりました」と、あくまでも歌手として楽曲を披露するために出演する姿勢を示した。

 ASKAからは昨年12月にユーチューブで公開した新曲「FUKUOKA」をフルサイズで披露することが条件だとし、それを承諾した番組のひとつに出演を決めたという。「この時期に、僕が全国区で、楽曲を発表することには世間の厳しい声があるでしょう。いろんなことに慎重にならなくてはなりません。本当であれば、まだ僕は目立ったことをする時期ではないからです。アルバムを発表することは、僕自身が歌手であるという気持ち、情熱を維持するためです。今回、すべてを受け入れてくれ、また理解して下さった番組に出演させてもらうことになりました。2月半ばの出演です」と告知。地方局の番組だとし「僕の一歩には相応しいのだと思っています」とつづった。

 ASKAは新アルバム「Too many People」を2月22日に発売する予定。